12.23.2015

プラットフォーム(正しい中年男性しか読んではいけない)

プラットフォーム

一息入れて、ランチに出かけた。そのころ、一キロメートルも離れていない場所では、クールティリエール団地の若者二人組が、六十代の老女に野球バットの一撃を食らわせていて、その脳天を破裂させていた。前菜に僕はサバの白ワイン煮を注文した。
いやぁ…プラットフォーム…読み終えましたよ…。今となっては大物作家として受容されているウエルベック先生の…まだ気鋭とか…キワモノと…目されていたころの…問題作ですよ…。今となってはゴンクール賞作家ですが…。
最近になって…文庫化/Kindle化されて…読みやすくなったところで…読んだのですよ…。ウエルベック先生の慧眼と言いましょうかね…「プラットフォーム」が出版されたのが9.11のころでして…。そして「服従」の発表と同時に…シャルリー・エブド事件で…そのうえ…その襲撃日のシャルリー・エブドの表紙はウエルベック先生だったという…。
内容はいつものとおり…生の行き詰まりを感じる…中年男性が見る…西洋文明の行きつく果てですよ…。資本主義…個人主義…人権…フェミニズム…自由…民主主義…その他もろもろ…西側が良かれとおもってベットしてきたものの…行きつく果て……ですよ…。

プラットフォーム
なんで帰る必要がある?彼はシートに体を預け、ラジオ番組を探そうとして、やめた。若者の集団が大通りを歩いている。少年や少女たち。ふざけあっているのだろうか。とにかく怒鳴り声を上げている。何人かは缶ビールを持っている。車を降りていって、連中に合流し、喧嘩を売ったりするのもいいかもしれない。いろいろやれることはありそうだ。しかし結局は家に帰ることになる。
いやぁ…それにしても…いいですね…見てください…「なんで帰る必要がある?」ですよ…?家に帰りたくない…そう言ってるんですよ…。もうこれだけで…だいたいわかってしまう…そういうものですよ…中年男性というものは…。これがわからないというなら…それはもう…正しい中年男性ではない…そういうことですよ…誤った中年男性…ですよ…。
もう…西洋文明も…果てまで…来るところまで来たのですよ…果てに見る荒涼とした景色…どんづまりのどんどんづまりなのですよ…そして…見てください…車の内側の正しい中年男性の姿…そして外の世界には騒いでいる少年少女ですよ…。見ましたか…?この鮮やかなコントラスト…。いやはや…説明過剰でしたね…すみません…おじさんはたいてい…無意味なことを…いや…ほとんど有害なことを…よくしゃべるものですからね…。
そして「いろいろやれることはありそうだ。」ですよ…。何に対して…やれることはあるんでしょうかね…思いをいたせば…万感…胸に…こみあげてしまいますね…もうね…あっいや…これ以上は…やめておきましょう…。
プラットフォーム…確かに傑作…星4.3つですが…人様には…全然オヌヌメしません…。Amazonで新書と検索して…一番上に来たやつを読んだほうが…西洋文明にベットできて…いいんじゃないですかね…。


正しい中年男性のみなさまへは…まず「素粒子」がオヌヌメですかね…。




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