10.22.2015

Sinfoniaへ

Sinfonia No.11
完全に忘れるのを防ぐだけ、1日に数分だけ、細々と続けてきたピアノ趣味がこのところですこし持ち直して新しい曲に取り組むまでになった。新しい曲はSinfoniaの11番である。これまでやっていたInventionは2声だが、Sinfoniaは3声。1声増えると難易度が跳ね上がる。先人が言うには、2声から3声に増えるほうが、3声から4声に増えることよりも大変であるかも知れぬ、とのことである。
これまでに、Inventionは1番、2番、11番の3曲しかやっていない―昔に3番と4番もやったが、忘れた―が、3声に取り組みだしたのは、Inventionだけを続けていても変化の乏しさというか新味のなさに遅々として進まず15曲全部をこなすのに200年くらいかかるだろうし、先人が言うには、Inventionだけが人生である場合を除いて、さっさと3声や平均律、あるいはロマン派に移行したほうが楽しかろ、楽しい方が続くだろ、ということであるからであった。

Bach
これまでは、基礎から、セオリー通りに、というマジメな思考からInventionやら和声やら聴音やらリトル・ピシュナに時間を割いてきたのだが、それらはつまらない。つまらないからイヤになってピアノに向かう時間が減る、ということが経験的に分かってきた。ピアノに向かう時間が減るというのはいけないことであるし、下手であろうがセオリーに外れていようがピアノに向かう時間が増えることはよいことである。従って、つまらない基礎にやる気を削がれてピアノから離れるよりも、いろいろなものに手を出してみて楽しいものからやっていくほうがよい、ショートケーキのイチゴが好きだからと言って大事に取っておいて床に落として泣くよりも、最初にイチゴから食べちゃったほうがいい、という説に従ったほうがピアノに費やす時間が増えるだろう、とここにきて宗旨替えをした。
そこで、いくつか楽譜を買った。ノクターンと、I Loves You, Porgyと、マーラーのアダージェット(ピアノ編曲)。買ってはみたものの、どれも難易度が高い―ノクターンはバッハとは楽器の鳴らし方が違い初めての楽器を触る感覚で難しい、I Loves You, Porgyは一見楽譜は易しく見えるのだが、弾いてみると曲にならない、音楽にならない、成立しない、という原因不明の不可能さ、アダージェットも一見簡単なのに…という難しさ―のと、なぜかSinfoniaの11番が楽しくなってきたので、今はSinfoniaの11番をメインでやっている。

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