8.09.2015

初期手入れ終了&初ドライブ

八丁堀 イケメン会
GOLF7は大変に質の高いクルマであったが、3人4人でワイワイと遠出をするには静かで快適で最適―と想像するだけで一度もそのような機会はなかった―ながら、一人で乗っても楽しいクルマじゃないな、ということに気づき、一人で乗って楽しいクルマがいい、ということでMini Convertible(2009年のR57)に乗り換えたのだった。
念願のロングも完走し、トライアスロン熱も平熱に戻った。事故でケガをしたり、くたばったりしても少なくともロング未完走で成仏できずに中空をさまよう状態は回避できるようになったため、必ずしも安全性の高いクルマでなくてもよくなったこと、必ずしも自転車を積めなくてもよくなったこと、楽しみひとつなく過労死路線を突っ走る日常に耐え難くなってきたこともあって、不便、割高、メンテ大変な幌車となった。

Mini Convertible
ディーラー整備によって走行には不安がない状態になったが、車検切れでやや長めに放置されていた中古車であるから、いろいろと手を入れるところがある。中古車であるがゆえに、新車保証だの抱き合わせメンテナンスパッケージなどはなく、いちいちの油脂だの部品だの消耗品は自費であるし、工賃も有料である。

KeeperLabo コーティング
ディーラー整備とは別に、ボディコーティングをした。6年落ち中古であるので塗装の状態はあまり良くない。色も経年に弱い赤であるが、退色が始まっているほどではないので現状維持のために。当初買う予定だった認定中古は無難な白だった。その認定中古を買う決心をし「あ、あの…ネットに乗ってるMini Convertibleを…ひとつください…」と電話したところ、電話の直前に売れていた。そして非認定の一般中古になった。本当は赤が欲しかったので、その点は良かった。白・黒・銀は無難だが楽しくはない。
Keeper Laboにてコーティング。新車に戻ったよう、とまでは言えないが、満足の行く仕上がりであった。Miniは車体が小さいので18000円ほど。18000円でこれなら満足という出来。某輸入車ディーラーで新車コーティングの様子を見たことがあるが、外注であるようで軽バンでやってきたおじさんが露天駐車場でコーティング作業をしていた。それで価格はKeeperの2.5倍である。

モータウン ソフトトップシャンプー&Hyper Water Proof
そして幌。数ヶ月から半年に1回行うべき作業であるところの幌の保護剤塗り。幌ユーザーには定評のあるソフトトップUVシャンプーハイパーウォータープルーフを使用した。
Mini Convertibleは幌部分が大きい。シャンプーは数回分、ウォータープルーフは1回で全量使いきり、という感じであった。
シャンプーで汚れを落として、乾いたら撥水防水剤を塗る、という手順。シャンプーは普通に使うが、ウォータープルーフの方は定評のある霧吹きで吹き付けるような施行をした。液体は灯油のような感じなのでマスキングが要る。マスキングは細かいところを3Mのマスキングテープ、大きいところを布コロナマスカーで。ハケでウォータープルーフを塗ればマスキングは要らないかもしれないし、そもそも説明書きにはハケを使え、となっているが、幌車オーナーの先人たちはハケではなくマスキング&霧吹きがスタンダードなのでそれに従った。
暑い時期の作業は熱中症になるので、真夏の施行は避けるべきである、とグロッキーになってから知った。

BMW MINI ソフトトップシャンプー&プロテクション
Mini純正のソフトトップメンテ剤も買ったのだが、これは次回以降。こちらは灯油風ではなく、濃縮液を水で薄めて塗る液体である様子。一説によると、施工後、数日かけて紫外線で定着するタイプで、数日は雨が降らないような天気の時に施行すべきであるとか。

BMW MINI タッチアップペイント
中古車であるので、飛び石(?)で地金が露出する塗装剥げが多数あった。錆びては困るのでタッチアップペイント。素人なので仕上がりは汚くなったが、錆びなければそれでよい。

BMW MINI ウォッシャー液
純正ウォッシャー液。しばらく使う予定もないが、ホームセンターで売っている青いウォッシャー液と値段もそう変わらないので純正を買っておいた。

BMW MINI ガソリン添加剤 フューエルクリーナー
純正フューエルクリーナー。ガソリンに混ぜて使うエンジン内の洗剤。街乗りやアイドリングが多いとエンジンに燃えカスだかゴミが溜まる、これをガソリンに混ぜればキレイになる、とか。オカルト品に見えなくもないが、純正なのでまるっきりインチキでもあるまい。街乗りが多いし、車検切れで放置されていた中古車なので5本買った。だいたい、1回のフル給油に1本入れれば十分以上の様子。

Mini 純正オイル 5W-30
純正エンジンオイル。現在入っているオイルは中古車店で入れたものだろうから、おそらく安価な汎用オイル。オイルなんて入ってれば何でもよい、と昭和脳はささやくわけだが、近年のドイツ車は指定オイル使用を前提に極限まで性能を引き出すようなギリギリなエンジン設計であるという。本当かどうかは知らない。
3000kmくらい走ってオイルが汚れてきたらディーラーで純正オイルにしてもらう予定。買ったのは1Lボトルで、純正が減った時の補充用として。欧州車はめったにオイル交換せず、減ったら補充する、というスタイル。長距離ドライブなどではトランクに積んでいく。
新車保証だのメンテナンスパッケージだのがあれば、ディーラーに乗り付けて「減ったから補充してちょんまげ!」と言えばいいのだが、中古なので自分で。

Bosch エアコンフィルター CFPR-MIN-2
中古なのでエアコンフィルターも新調。純正ではなくアレルゲンだかなんだかまで吸着してくれると謳っているBOSCHのフィルター。安いのと高いのがあるが、高い方で。自分でできる範囲は自分で、とやってみたが、MiniのエアコンフィルターはS字に曲がりながら装着するので難しかった、というか、キレイに装着できなかった。正常に作動しているように見える、というか目に見えない部分であるからよくわからない。もう自分ではやらない。次回はディーラーでやってもらう。

Bosch Plus(+)View
BOSCH BHBS-PVH4。ライトは旧式のハロゲンである。中古車選びの条件として、優先順位は低かったが「ハロゲンであること」という条件があった。時代に逆行するようだが、HIDやらLEDの白い光が好きでないので。白い光は雨天時の視認性も悪いし。また、同様に、目に見える電子装備がごちゃごちゃとついていないことも条件であった。カーナビなどの液晶画面の光は好きでない、とGOLFに乗ってから知った。あんなものはついていないほうがシンプルで良い。おせっかい機能もうんざりである。「危険交差点です」「1km先、渋滞しています」「この先カーブします」「合流があります、ご注意ください」「右から合流があります」「ご注意ください」「注意警戒情報です」「右折専用レーンがあります」など、のべつまくなしにしゃべるカーナビは嫌いである。静かにしていて欲しい。放っておいて欲しい。話しかけないで欲しい。
道がわからなければ事前に調べればよいし、道路の青看板をみればよい。どうしてもナビが要るならGoogle Mapsで十分である。外を走るのに液晶画面を見ていたくない。白いバックライトの液晶画面にはほとほと嫌気がしている。液晶画面でなく、目で外の実体を見るべきである。
さてBOSCHのプラスビューは電力消費量は純正同等ながら純正より明るいとされる高効率短寿命バルブ。一般使用で寿命は1,2年とされる(純正は5,6年もつ)。Mini(2009)はバルブ交換が非常に容易なので純正から交換した。純正との比較でやや明るくなった気もするし、プラシーボ効果という気もする。ISO、シャッタースピード、絞り等カメラの設定を固定して純正とプラスビューを比較撮影すれば違いが目に見えるようになるが、そんなことをする情熱はなかったし、もう買ってしまったんだし、そんな比較をして変わらなかったら精神的ダメージが大変である。少なくとも無能がパッと見てパッと分かる違いはない。樹脂対応ではあるが、発熱が大きい可能性があるから真夏の停車時は注意すべきか。

アーマオール 仕上がりが違う 世界で使い続けられている信頼と実績のブランド
ARMORALL。ゴム、プラスティック、ビニール、合成皮革などに塗る汎用メンテ剤。パッケージに書いてある通り、信頼と実績の長寿製品である。塗ると紫外線やらなにやらからガードしてくれる(と書いてある)し、色艶が増強・維持されるというもの。アマゾンのレビューでは高価な舶来ゴム長靴に塗るのにも定評がある。一応ジャンル的には自動車グッズだが、何にでも使えてしまう汎用性がある様子。
Miniはフェンダーがプラスチックで、6年落ち中古だと白化が始まっていた。保護と色艶のためアーマオールを塗ったところ、かなり回復した、というか、いかにも保護されているように見える、というか、油分が補充されているように見える、というか、ただ見た目がそう見えているだけ、というか、ともかく、白化したプラスチックが黒々と蘇っ(たように見え)て、見た目は無能がパッと見てパッと気づくくらいに変わる。実際の効果は知らない。
塗り方のコツとしては、タオルに少量をとってそれを対象物に薄く伸ばすのではなく、たっぷり塗る。ニスを塗るような感覚で厚く塗ると効果が目に見える。
アーマオールは、一家に一本常備すべきである。

アロンアルファ
アロンアルフア プロ用。幌の不具合は当初はロールオーバーバーのフレームに幌が引っかかるのが原因で、それは車検切れで放置されていたことが原因で幌のたたまれ方に良くないクセがついていたからだ、というディーラー診断で、且つ、私もそのように思っていたのだけれども、ディーラーから戻ってきてからも調子が悪く、開閉を繰り返したり構造をよく観察したりするうちに単に幌にクセが付いているだけではない、ということに気づいた。幌がたたまれる前段階として、リアガラスがトノカバーにピッタリとくっつくようにトランク内に落ちて初めて幌収納のスペースができ、幌全体が正しく開くようになる、というのがMini Convertibleの幌収納である。この最初の段階のリアガラスがトノカバーにピッタリとくっつくところまで落ちていかないのが幌開閉不調の諸悪の根源である、と気づいたのだった。
リアガラスがトノカバーにピッタリとくっつく過程で、幌のたるみ(幌を閉じた時の後席後頭部付近の部分)を引っ張りながらピッタリとトノカバーに向かうべきところを、どういうわけかたるみをひっぱってくれないからガラスが落ちない、というか、たるみ部分幌がどういうわけかガラスをひっぱっちゃってガラスが落ちたくても落ちないのだった。幌がガラスをひっぱっちゃって、あるいは、ガラスが幌をひっぱってくれないから、ガラスがトノカバーにピッタリ落ちず、幌全体が収納されない、とわかった。これは、幌をたたむ途中で一旦スイッチを止め、クルマから降りて幌を手でよいしょとひっぱってガラスを落とし込めば良いのではないか、と思いつき、実際にやったものの、どういうわけかたるんだ幌が屋根フレームにくっついたようにして離れてくれない。これはおかしい、と屋根の内側を見ると、おりからの暑さで溶けた幌接合部(後席後頭部付近)の接着剤で、幌が屋根フレーム(後席後頭部付近)にくっついていた。これが原因だった。ガラスがトノカバーに落ちる際、幌を5cmか10cmひっぱりながら落ちる。同時に幌のたるみを解消しながら正しい幌開けを導いていく。その5cmか10cmのひっぱり動作が溶けた接着剤でフレームに固定されていて出来ないから、ガラスが落ちず、屋根が開かない、という不調なのだった。思えば、開けたり閉めたりを試行錯誤して一度開ければ、その後、閉めたのが短時間ならば一発で開く、という現象も、幌接合部が溶けた接着剤でがっちりフレームに粘着する前だから、という理由で納得がいく。また同時に、幌を長い時間閉めていてもそれが夜ならば翌朝は一発で開く、という現象も直射日光で接着剤が溶けていないから、という理由で納得が行く。
というわけで、幌不調の原因は幌接合部の接着剤が高熱で溶けてそれが屋根フレームにくっついてしまい、5cmか10cmはガラスに引き込まれていくべき幌が屋根フレームに固定されてガラスが落ちきらないため、とほぼ確信をし、直ちにホームセンターへ行き、アロンアルフア プロ用を買い、溶けて剥れた接合部をアロンアルファで固定した。アロンアルファは樹脂のようにして固まるタイプで、施工後に高熱でネバネバしだす接着剤ではないだろうから。
アロンアルファ施工後、炎天下後でもガラスが落ちないことは無く、幌は一発で開くようになった。かなりがっちりと施行できたようにみえるものの、アロンアルファの耐久性、耐熱性がどれほどのものか分からない。施工後に調べたところアロンアルファEXTRA4000アロンアルファEXTRA4020が耐衝撃・耐熱を謳っているので良かったかもしれない。
とりあえずは、幌も正常に開閉するようになり、しばらくのあいだは幌張り替え50万円コースは回避できた(幌交換をしても現行品が高熱対策された接着剤に変更されていなければ溶けてネチョネチョするのは避けられない気がする)






2015-08-08
このようにして、初期手入れは完了した。そして久しぶりに丸1日休みを取れたのでドライブで日光というか戦場ヶ原へ行った。もちろん、屋根を開けた。すれ違うオープンカーは7割はクローズドであった。本来、夏の日中はオープンカーはオフシーズンである。自転車用の日焼け防止装備が役に立った(アームカバーとヘルメットの下にかぶるつばのない帽子)
屋根を開けて走ると、排気音が聞こえる。排気音を楽しむということの意味を、いい年こいて初めて知った。自動車レビューでは必ず排気音の質が取り上げられるが、その意味がわかった。
日光にて
日光は高地で朝だったため少し寒いくらいで、また何も食べておらず体も冷えていたためヒートシーターと暖房が必要であった。工賃込みで5万円の16インチ中古ホイール&タイヤセットは具合がよい。当初、見た目を優先して17インチの放射状スポークデザインの17万円中古セットを買うことに決めていたのだけれども、乗り心地、燃費、重量、装着可能なタイヤ銘柄(ミシュラン・エナジーセイバー+を希望)を考えれば現状の5万円の方が良い、という気になってきた。星形のデザインもジョースター家みたいでかわいいし。掃除もしやすいし。中古タイヤはイヤなので本当は新しくしたいところだが、まだ溝が深いのとヒビ割れもないのでしばらく使えそうである。給料袋の厚みから考えて「ネット購入タイヤ持ち込みOKです!交換します!」というところに頼むことになりそうだが、ハブが逝った件もあって安価を売りにしている店はインパクトレンチでガガッと逝かれそうで怖い、というのもあって―とはいえ、インパクトレンチでも異物をかみこまなければ逝く確率はとても低いだろうし、「十字レンチで慎重に取り付けてちょんまげ!」と言えばグチグチうるさいタイプの客だと思ってくれるから慎重にやるだろう―やはりしばらく様子見。通販&持ち込み歓迎店で5万円でお釣りがくるタイヤでも、安心安全のディーラーでやってもらうと10万円か15万円かかるだろう。
戦場ヶ原駐車場
ツタヤだの過払い金取り戻し請求の弁護士事務所だのがごみごみしていない高地は、よい。
Mini Convertible R57
信号のないアップダウンがよい。空気もよい。遠くへ行けば、モンスタークレーマーだの自分の経験でモノを言う年配者だの恫喝と交渉の区別の付かないゴネ屋だのから解放され、よい。またベラベラおせっかいで常に何かをしゃべったり電子音を出すカーナビからも解放された。カーナビはなしでもどうにかなる。
Mini Convertible
山道にポツンとある道の駅で赤コーラを飲むなど。マニュアル操作にもかなり慣れた。エンストをすることもほとんどなくなったし、坂道発進でもそう緊張もしなくなった(この日はエンスト1回、ギア鳴り1回)
いろは坂の上りでは3速と4速を行ったり来たり、下りでは2速と3速を行ったり来たりしてレーサー気分を味わうなど。
オープンカー 夏
日焼け防止装備をしていても日差しがきついなど。やはり夏の真昼はオープンを避けるべきか。
28000km Mini Convertible
納車時から500km走って28000kmとなった。走るとすり減ってもったいない、という貧乏根性を捨て、むしろすり減らして天寿まで乗りつぶす過走行をしていきたい。年2万キロは走りたい。

BMW MINI R57 燃費
この日、高速道路や田舎のアップダウンを中心に300km強を走り、燃費は燃費計で19.6km/Lだった。車のスピードメーターが実速度より2~4km/h速く表示されるため、実際は表示より数%は燃費は悪いかもしれないが、十分な数字である。

過労死まっしぐら路線の精神疲労は多少のことで断ち切れるほど深度は浅くないが、どこかへキレイな空気を吸いに行くことを繰り返していけば緩和はすると期待したい。

6 件のコメント:

  1. たまごあたま2015年8月10日 10:46

    イイネ!

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    1. やっとオープン生活です!

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  2. 今回の記事を読みながらなぜイケメンさんのブログに興味があるのか気がつきました。自分が東京に住んでいた頃と似ているのです。自分はブラックな業界にいたので年がら年中仕事、週末も仕事をしていないと不安になる典型的なワーカホリック。過労から顔面神経痛、味覚障害、胃潰瘍、急性大腸炎ってコースで入院、三日間絶対安静で点滴打たれました。その頃の趣味は映画とオートバイ。たまの休暇で湘南や箱根へツーリングするのが楽しみだった。オープンカーって開放感ありますよねぇ、その感じがオートバイと似ている。過労死しないでください。逃げ道はあるはず。

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    1. 労働が嫌で病気になりそうです…。
      もし命が複数あるのなら私もオートバイに乗りたいです。ニンジャとかハヤブサとかドカティみたいなかっこいいやつに。ただ、転ぶと死んじゃうので乗りませんが…。

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  3. お~ッ、とうとう買っちゃいましたね。しかもマニュアル車ですか。
    どこかの雑誌で車は見た目9割?とかありましたが、まさにその路線を行きましたね。わざわざ高い維持費を払う分、やっぱり自分が気に入った車が一番です。
    せっかくなのでマフラーもいい音させるやつに交換などはいかがでしょうか?これからもゆうさんのブログ楽しみに読ませてもらいますね。

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    1. 輸入ものでマニュアルでオープンというクセのあるクルマになってしまいましたが、いまのところ後悔より良かったなという気持ちの方が強いです。
      輸入でオープンは維持費が割高ではあるんですが、そもそもクルマは、持つか持たないかでは大きなコスト差がありますが、車種による維持費が2割とか5割高くなったってたいした相違じゃないと思います。ですから、楽しいクルマに乗るのがいいな、と。

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