3.06.2015

SENNHEISER HD650ですよ!

2015-03-05
すべてが虚しいこと、これらの出来事のひとつひとつが無意味であることを、私が話して解らせようとしても無駄だろう。それが物語になるだけで、聞き手はもう眩惑され、夢見心地になってしまうのだから。けれども、それは何物でもなかったのだ。大地はこの大地と似たようなものだったし、草の一本一本もこの牧場のものと変わりがない。―――悲しき熱帯 ―――



これからしばらくのあいだ、トライアスロンや運動する生活から離れて、電子ピアノを練習したり音楽を聞いたり、映画を見たりをする、部屋で過ごす時間が長い生活パターンになる予感がしているから、快適に過ごせるようゴミ屋敷を整理している。
ゴミに囲まれて足の踏み場もなく、なにかを探すたびにホコリだらけになるようではいけない。これまでは、外を走っていたから部屋が汚なくても構わなかった。Garminを置く場所と、ローラーをする場所があれば支障なかったし、ほとんど部屋には居なかったのだからそれで良かったのだが、これからは違う。

2015-03-04
というわけで、ゴミ整理をしてはゴミ処理場へ運び、ゴミ処理場から戻ってきてはまたゴミ整理をする生活を1ヶ月ほどしてきたがほぼ満足のいくところにまでこぎつけた。今となっては床がある生活である。予備だの備蓄だのと買っては消費せず賞味期限を2年も3年も過ぎたもの。5年も10年も一度も触れれることなく放置された本。わけのわからないキティちゃんの袋。用途不明のコード。未開封のままゴミ処理上に運ばれる商品。

2015-02-07
新生活パターンに向ける原動力として、まともなオーディオを導入する、という願いがあったが、ゴミが処理され実際にスペースと床が出現すると、新たにでかいオーディオとでかいTVを設置して再び床とスペースを減らすことにかなりの抵抗を感じる事となった。実際、でかいオーディオを満足に鳴らせるような住環境でもないからまともなオーディオは断念し、スピーカーはWave Music Systemで済ますことにした。これでも住環境から言って十分には鳴らせないからよいとする。また、従前はWave Music Systemとは別にもう1系統ニアフィールド用としてBOSE M3を使っていたが、こちらは退役させ、スピーカーはWave Music Systemに一本化した。配線が減り、スペースが増してよい。イスも変更したことだし、ニアフィールド自体を廃止していきたい。


2015-03-01
Wave Music Systemはコンパクトで音は快適ではあるけれども、お世辞にも音質面がいいとは言えない。まともなオーディオはでかいものだ。しかしでかいのはイヤである…でもでも音質面でまともなのが欲しい…というわけで、まともなヘッドホンを導入することにした。快適に鳴らすならWave Music Systemで、まじめに"聴く"のならヘッドホンで、という具合に。
まともなヘッドホンはインピーダンスの問題からヘッドホンアンプが要る。BOSE TRIPORT(32Ω)でさえ、スマホなどの貧弱な機器では十分に鳴らない。とりあえず、入門としてバッテリー駆動してくれるTEAC HA-P50-Bを。ゴミ屋敷整理の一環として、電源コードを隠している。同時に可能な限りコンセント機器を減らしてもいる。床を這うコードはうようよと邪魔で目障りだし、壁のコンセント口からコンセントコードがニョキニョキ生えているのも見苦しい。

2015-03-02
ヘッドホンは奮発して、というか、スタンダードで一番いいやつを、というわけで、SENNHEISER HD650を買った。設計は8年だか10年前と古いのだけれども、オープン型ヘッドホンの完成形のひとつであるという。クルマで言えばメルセデスのSクラスのようなものだろう。他にももっとすごいのやら高いのはあるようだが「おう、おやじ、なんかよくわかんねえけどいちばんいいやつをくれ」というとこれになる様子。

2015-03-02
かっこいい箱に入っている。
2015-03-02
蝶番のついたかっこいい箱だが、邪魔なのですぐに捨ててしまった。修理に出す時にやや困るかもしれない。
2015-03-02
300Ωで、スマホはもちろん、iPadでもよく鳴らない。TEAC HA-P50-Bなら600Ω対応なのでうるさい以上に鳴る。肝心の音質は「普通」の一言。特徴は感じない、というか、オーディオ的には目立つ特徴があるというのは原音再生から離れることを意味してよくないことなので、普通というのはよいことである。その一方で「おお!!すごい!!!」という感激もない。「弱点もないけど、普通だね」という具合。しかしながら、HD650でしばらく音楽を聞いたあとにWave Music Systemやら他の再生機器で聞いてみると、そちらのひどさは感じる。HD650で10種類の音が同時に聞こえていたものが、他の再生機器だと3種類くらいに減って他の7種類が混じってボワンというあいまいな音になってしまう。HD650が優れた再生機器であると、肥えていない耳で聞いても違いが分かるが、だからと言って稲妻に打たれたような猛烈な感動が全身を駆け巡るわけでもない。
Wave Music Systemなどのスピーカーの場合、低音が体に直接響いて快適であるが、そうした体感できる音波はヘッドホンからは出ないので、一長一短。
3億円くらいあれば、オーディオルームも作れるが、そうはいかないので、このあたりでオーディオは打ち止めとしたい。「オーディオに費やすカネをコンテンツに回したほうがよい…オーディオを検討する時間をコンテンツ消費に回したほうがよい…」と、オーディオ沼周辺の卒塔婆の群れから聞こえてくる。
それにしてもBOSEという会社は「非マニア層の一般人がちょっと幸せになれる製品」をつくるのがうまい。原音に忠実かどうかではなく、購入者が快適に過ごせるかどうか、という点が。

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