10.06.2014

イケメンのネッチョリ語りは終わらない


動画を作り終え、私(イケメン)の今シーズンが終わった。今年はレースはゼロである。今年の頭に、ハーフマラソンに出たような気もするが、それは2013年だったかもしれないし、タイムもリハビリジョグでしかない。
Langkawiから帰ってから少し体を動かしたところ、やはり疲労感は多めに出るが、倦怠感は少ない。体調の回復はごくゆっくりでしかなく、まとまった運動をするには数ヶ月、半年というスパンがかかるだろう。


Langkawiから帰ってすぐにBlackmagic Pocket Cinema Cameraが届いてしまった。Amazonでクリックをした瞬間は心神喪失状態だった。私の責任ではない。BMPCCは8月に投げ売りキャンペーンが行われ、在庫処分ではないか、次期モデルが出るのではないか、もはやモデル末期で買い時でない、と言われているが、LangkawiのDe Baron Resort Hotelの、窓のない真っ暗な部屋で、食あたりの苦しみで心神喪失状態だったし、覆水は盆に返らないし、やむを得ない。私の責任ではない。


フジヤカメラ
BMPCCはマイクロフォーサーズマウント(MFT)である。MFTレンズはひとつも持っていないので、フジヤカメラ(その筋の有名店)にて中古のPanasonic 14mm f2.5を買った。MFTの14mmだから換算28mm、ではなく、BMPCCの場合、焦点距離の2.88倍となるので、換算で約40mmである。広角でも標準でもない好きな画角だが、もとが14mmなので被写界深度を浅くはできない。また、ボディ側でレンズ歪曲の補正が行われないようで、レンズの歪曲がそのまま出る。また、手持ちのライカMマウントNOKTON Classic 35mm f1.4をMFTに付けるアダプターも買った。換算100mm単焦点として使えるようになった。こちらは描写も柔らかく、明るく、歪曲も感じず、十分解像するが、手ブレ補正なしの100mm単という三脚専用のスパルタンな画角である…。とりあえずはこの二つのレンズで試撮を重ねて、BMPCCを運用できそうならばレンズを増やすことも考えたい。
*カメラ側で手ぶれ補正ON/OFFの制御ができない。一説によると、ON/OFF物理スイッチがついていない手ぶれ補正レンズは、BMPCCにつけた時、常に手ぶれ補正がONになるという。この場合、三脚に乗せると画がゆらゆらしていけないので、ON/OFF物理スイッチのないレンズは手持ち専用となるだろう。パナソニックのお手軽レンズは物理スイッチがない。オリンパスのレンズは手ぶれ補正がない。ということで、パナソニックの12-35mmなどがよいだろう。
やっぱマイクロフォーサーズでしょ?
しかし、BMPCCの運用は難しいだろう。これは私のような、コンシューマー向けではない。一瞬いじってわかったことだが、SIGMA DP2 Merrillよりもずっと扱いづらい。ちなみにDP2 Merrillも扱いづらいことから手放してしまった。


Blackmagic Pocket Cinema Camera + Panasonic 14mm f2.5
扱いづらい点
  • 静止画(写真)が撮れない
  • 撮影ボタンを押すまでの手順が煩雑で快適でない
  • ISOとシャッタースピードの変更が煩雑。スナップ撮影でちょこちょこ変えることができない(!)
  • 面倒だからオートで、というわけにはいかない。オートがない
  • メカ性能が低い
  • バッテリーがまるでもたない
  • 両側ストラップ金具がなく、首吊りできない
  • ファイルサイズが巨大で、高価な超高速SDカードが要る
  • カメラではファイルを消せない。ミスショットも消せない
  • 便利機能は何もない
  • 撮影素材そのままではまともな画にならず使えない。コンピュータ編集が要る
扱いづらい、キテレツで知られるSIGMA DPシリーズも、バッテリーがもたないとか現像ソフトが扱いづらいことはあったが、撮影するまでの手順は快適であった。しかし、BMPCCはすごい。何もかもが快適でない。SIGMA DPも裸足で逃げ出す扱いづらさである。最も、BMPCCは動画専用機だから静止画専用機と比べるものではないが…。

静止画が撮れないのはまず仕方がないとして(動画を切り取ればフルHDの大きさの静止画にはなるが…)、せめて動画撮影が快適であればいいものの、そうは行かない。出自がそもそもコンシューマ機ではない。プロ機を凝縮してポケットサイズにしただけで、コンシューマ向け配慮はない。絞りとフォーカスは比較的操作が楽だが、ISOとシャッタースピード(動画専用機なのでISOでなくASA、シャッタースピードでなくシャッターアングルという呼び方だが…)はメニュー(デザインはカッコイイがこれまた非直感的で扱いづらい!)をもぐって変更しなければならない。ライブビュー画面を見ながら、シャッタースピードで露出を調整…という事もできない(!)。ま、こんなもんかな、という勘に頼って変更するほかない。勘が外れれば、もう一回メニューにもぐって変更である。そのように、コンシューマ向けではないので、実際の運用は、ASAとシャッターアングルはいじらず固定して、可変NDフィルターで露出を調整することになる。先人の言うとおり、可変NDフィルターは必須である。こうすると露出調整はかなり楽になり、普通のカメラとまでは言わないが、撮影は楽になる。晴天時の強い光が減光しきれるかについては知らないが、絞れば問題ないだろう。室内や夜の撮影についてもよく知らないが、おそらくフィルターを外してISO高め、シャッタースピード遅めに設定をし、絞って露出調整となるだろう。夜に絞り開放で使いたい、という場合は、面倒なメニューもぐり作業で露出調整となるだろう。
2014-10-06
電子水準器はもちろん、ガイドラインもない。ヒストグラムもない。バッテリーは電気をドブに捨てているのかというほどもたない。とにかく、ないないづくしであるが、BMPCCはRawビデオとProRes422が撮れてしまう、というその一点が存在価値である。Rawは扱いづらさが半端でないので無視するとして、ProResであるが、一般的な動画に比べて調整幅が大きいために自由度の高いColor Gradingができる。一般的な動画に比べて色をいじっても破綻しづらい。また、一般的な一眼動画よりは解像している。偽解像でもなく、実解像である。しかし解像においても、動画に力の入っているGH3やGH4にアドバンテージがあるとは思わない。先人も外人も口をそろえて、コンシューマは素直にGH4を買え、と言っているが、Langkawiでは心神喪失状態だったので私の責任ではない。




BMPCC film log
素材
扱いづらいながらも撮影をしたとして、その素材の編集がまた難である。撮ってきたままではfilm logという低コントラスト、低彩度の画でしかないから、色やコントラストを適度に加えていくことになる。
Final Cut Pro
Final Cut Proでちょろっと
しかしFinal Cut Proでちょろっといじっただけではただのデジカメ動画にしか見えない、というきつい現実がある。
DaVinci Resolve Lite 3D LUT Rec709 Kodak 2383 D55
DaVinci Resolve Lite   3D LUT Rec709 Kodak 2383 D55
そこでColor Gradingソフトの出番である。Blackmagic社のDaVinci Resolveの出番である。BMPCCという名の撒き餌カメラは、このDaVinci Resolveシステムへの誘導である。映像に興味のある学生などを撒き餌でごっそり網にかけてはDaVinci Resolveシステムを使わせて洗脳・養殖し、未来の映像制作界で覇を唱えるのである。
そしてDaVinci Resolve Liteという機能制限版(フル機能ではないらしいが、一般層には過剰性能である)も撒き餌としてタダで配っている。BMPCCとDaVinci Resolve Liteというダブル撒き餌で大漁である。
劇場三枚目の画像がDaVinciによる色付けだが、変化が分かりやすいよう極端な色を付けてみた。LUT(Lookup Table)と呼ばれるテンプレートを使った。インスタグラム的インチキフィルターとなにが違うんだ、という根本的な疑問もあるが…。1枚目の素材は一見のっぺりしているが、色情報などが豊富に含まれており調整ができる。
DaVinci Resolve Lite
というわけで、現在、DaVinci Resolve Liteに慣れるよう、少しずついじっている。このソフトはFinal Cut Proなどと違って完全にプロ向けで、colorの知識のなさ、いじる項目の多さ、自由度の高さから、敷居は非常に高い。また、どこをどういじったらどうなるのか、ここをこういじったらこういう結果がほしいのにそうならない、なんでこんなところをいじらないとこういう結果が得られれないの?何考えてこういう配置にしてるの?というところでも扱いづらい。
扱いづらさを感じつつも試行錯誤しているうち、ようやく露出そのものを落とすのじゃなく、色のluminanceを落とす項目を見つけて、一歩前進したところである。
当初DaVinci Resolveはかなりの高スペックコンピュータでないと動かないという情報があり、コンピュータも新調かと思っていたが、Mac OSがMavericksになってグラフィックの取り扱いが変わって云々で、型落ちのMac mini 2011でもまずまず動いている。



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2 件のコメント:

  1. あーー、難しかった。読むのに苦労するのに面白いのはなぜだろう?イケメン君の表現力が優れているからだ。
    わたしのせいではない。

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    1. あ、読んだんですか…?トライアスロン成分薄くてすいません…。

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