12.15.2013

文句なしによかった

渚にて Kindle Paperwhite
渚にて」を読み終えた。星3.5つ。どのように終わりゆく世界に対していくか、という話で、ハルマゲドン型ストーリーの雛型であろうか。世界の終りに際して、最後まで殺し合い、奪い合い、罵り合うのが人間の本性だ!という身も蓋もないのではリアルで面白くないから、静かに、ヒューマニティに終わりを迎えるのだけれども、それが人間の理想形であろうな、理想形を具現するには全面核戦争でも起こさないと無理であるな、という点で皮肉でもあり。日本型私小説的ネチョネチョ成分や、修辞的ポエム成分はほとんどなく、登場人物も少なめで、ストレートでシンプルな小説であった。
20世紀中ごろから後半にかけての作品に接するといつも思うが、冷戦・核兵器がシリアスな危機であったようで。今後の現実世界での危機のことを考えると、温室効果ガスとか森林伐採とか人口爆発とか自動車増などを勘案すると「身も蓋もないリアル」が繰り広げられることはinevitableであろうな、コモンズの悲劇方式であろうな、防ぐのはまず難しかろ、と、ネガティブな見通しをしがちであるが、どうせinevitableならそれらをポジティブにとらえて、倒れるなら前向きに、滅びの調べを奏でようじゃないか、というわけで「身も蓋もないリアル」や「ホカホカに温まって地表から水を失うこと」を「この世の害悪、すなわち或る哺乳動物を駆除できる(巻きぞえも多いが)」と元気に前向きに評価すれば、未来は光がまぶしく、永久に明るい。




2013-11-21
「渚にて」を静かに読み終え、することのない、行くところのない独身男性(イケメン)は「男はつらいよ 柴又慕情」を見た。腹筋が筋肉痛になるほど笑うと同時に、物語の切なさに胸が張り裂けた。傑作であった。星4.1つ。かわいこちゃん役で出てきた吉永小百合について昨日は悪口を言ったかもしれないが、今作では文句なしによかった。





Run50min
左足首内側がよくない。ごくゆっくり具合チェックを。やはり未だ良くならず、かといって悪化もせず。これが治らないとDNS以下。
途中M神社によって左足首内側がすっかりよくなるよう、Langkawiに挑戦できるよう祈った。

ローラー30min
やらないよりはまし程度に。足首がよくなくて何事も気分が乗らない。


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