10.14.2013

中年男性的な夜のネット・サーフィン━━シンプルにいきたい

Invention
何も考えないとこのようにどうしようもない画になる
昨日の記事でも書いたとおり、モノを買い、増やし、あふれていても幸福度は上がらない。物質の虚しさ、貧しさ。レンズの焦点距離が短いのから長いのまで一通り揃っても、センサーサイズが小さいのから大きいのまで一通り揃っても幸せにはならないし、残したくなるような写真も撮れない。フルサイズ6Dで100枚撮っても99枚は捨てる。101枚捨てることだってある。写真を撮っているのではなく、カメラをいじっているに過ぎない。写真を撮っているのでないのだから、残したい写真が撮れないのは当然だ。カメラをいじるのを楽しんでいるに過ぎないのなら、知恵の輪をいじっても遥かに安価に同じ楽しみが得られるだろう。
ルリコン
撮りたいものがない、撮るべきものがない、何を撮ればいいかわからない、写真のことを考えていない。その果てに、使い終わった水虫薬を撮るハメになる。カメラがなければ、こんなことにはならなかった。
ビーチから1ブロックしか離れていないのにヤバい雰囲気の路地裏でドンパチをするはめになるGTA5のミッション━黒人同士の会話が実にブラックでこの上なくGTA━をこなした後、ネットリと中年男性的な夜のネット・サーフィンをし、Blue-Period先生の記事を読んだ。Simplicityについての翻訳だが、私にとってあまりにもタイムリーだった。
あなたがカメラのことを考えているとき、あなたは写真のことを考えていない。
シンプルなカメラはあなたにカメラのことでなく、写真のことを考えさせる。
便利ズームならいろんなものが撮れるから、3台持っていけばより多くの場面に対応できるから、超広角域があれば肉眼で知覚したことのない世界が撮れるから、三脚を持っていけば安定した動画が撮れるから、とたくさん機材を持ち出して200枚撮って200枚捨てた。時間とお金と体力を捨て、虚しさを得た。
コインランドリー
コントラストをつけるのは、カメラ部の中学二年生でさえ卒業し、鼻で笑う現像。撮りたいものがないから無理にでもカメラを使わなければならなくなる。仕方なしにコインランドリーを撮り、コントラストをつける。最低だ。これでさえ、この日撮った中では一番ましだ。最低だ。
これからはシンプルなカメラ1台だけを持ちたい。いきなり保有カメラを売り払い、台数を1台にするほどドラスティックなことはできないから、シンプルな構成の1台だけを外に持っていく、という意味で。


シンプルなカメラ
  • 6D & EF50mm F1.4(またはEF40mm F2.8あるいはEF35mm F2.0)
  • EOS M & EF-M22mm
  • DP2 Merrill
念願のロングを終え、中年にさしかかったこのソロ人生をこの先生きのこる時、本当に望んでいることはSinfonia No.9を弾けるようになることだと思う。そしてもっと自転車に乗ること。写真を撮ることじゃない。ましてやカメラ・レンズを売買することじゃない。
それはそれとして、矛盾するようだが、サイクリングやジョギングにAW110が欲しい気もする。iPhoneでよい気もするが。




長崎ちゃんぽん
最低なのは、これから食べる長崎ちゃんぽんを撮ることだ。もう緑かぶりを修正する気もおきない。最低だ。
Swim2600m
メインセットはフィンガーパドル&プルブイ100m1:55サークルを10本。どうにか10本とも90秒を切れた。
日体大の現役水泳マッチョがプライベートレッスンコーチで来ていた。すごい体つきをしていた。


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4 件のコメント:

  1. ようやくその結論に行き着きましたか…。
    ボクは美しい被写体、切り取りたい被写体を見つける事が出来ないのでカメラをやめました。
    写真は撮るけれどあくまでも記録としての写真を撮る事にしました。

    中年とはいえあと40年は生きるでしょうから、
    同棲でも異性でもいいから「これうまいぜ!」って
    メールを送る相手くらいは欲しいですね。
    きっとゆうさんは何人もいらっしゃると思いますが…。

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    1. akiraさんは確かデザイナーとかクリエイディブなお方でしたよね…。それでもなかなかカメラがうまくいかないものですか…。
      それに結構時間かかるんですよね、カメラ持ってぶらつくのは。

      ところで最近GTA5でロスらしき街をうろうろしていますが、やはり本国かつ地元ですと盛り上がっていたりするんでしょうね。

      どこかで独身のかわいこちゃんがいればいいのに><

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  2. う〜ん、プロの写真家の方々をお仕事をさせていただくと自分の才能なんてゼロだなと実感します。
    目指すところが違うというか、視点が違う。

    写真表現に注ぐ情熱が桁違い。
    プロは自分の欲しいカメラ、フィルムを特注してますからね。
    Joel Meyerowitzという写真家の作品を見て、かなわないなぁと思いました。

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    1. デジタル化で随分カメラ気楽になって、一般人にも手が届くようになったのはここ10年くらいでしょうか。

      情熱…そうですよね、立派な人の情熱は本当にすごいですよね。情熱の熱量こそ最大の才能かもしれませんね。

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