5.31.2012

半休日誌

夏目漱石"道草"
漱石の"道草"を終盤まで読み進めた。特に事件が起こるでもなく、ただただ自我が静かにきしんでいる。事件が起こっても自我はきしむし、起こらなくてもきしむ。
Bianchi Minivelo7
Bianchi Minivelo7がチョイ乗り自転車にちょうど良さそうだ、と思ったので、先日、買った。
Ave5:03
昨日1時間ローラーをしたところ過大な疲労を感じたから、今朝どうなるか心配だった。今朝、耳鳴りやダルさがなかったから、ジョグをした。心拍計を忘れた。靴下を履かなかった。かかとがこすれて血が出た。
気晴らしに普段は通らないコースを走った。近所の由緒ある神社に行った。拝殿が修復だか改築だか新築で養生シートに覆われ工事中だった。脇に仮説のプレハブ拝殿があった。そこで二礼二拍一礼をして伊勢でも恐山でも願ったことを願った。昔は神社仏閣なんて興味がなかった。無駄に土地を使用していると思っていた。役に立たないのだから取り壊して林を引っこ抜いて月極駐車場にすればいいと思っていた。
Invention No.4
途中で止まっていたInvention No.4を何年かぶりに再開した。左手パートを1小節分、進めた。ただでさえ苦労していた譜読みも、まるでできなくなっていた。何年もやっていなかったがInvention & Sinfoniaは人生のTo Doリスト三本指に入る上位だ。
オートバックス
半休が取れた。所用消化。オートバックスに行った。ハイゼットにETCを付けるよう頼んだ。いつかハイゼットで、できるだけ出費をしないケチ旅行をしたい。
ゲーム類を売った
オートバックス作業中にハイゼットからBianchi Minivelo7を下ろして乗った。ゲーム類、CoD MW3、SKYRIM、GTA Vice City Stories、PSPを売った。ETC代が出た。
調神社
Bianchi Minivelo7で地元の神社へ行った。ローラーでない自転車は、心地よかった。
調神社
調神社。天照大御神等。朝、願ったことを、また願った。
調神社 Tsuki Shrine
この周辺では相当な古参で興りが神話時代にさかのぼる。雰囲気のある神社だった。
Bianchi Minivelo 7
オーバートレーニング症候群を自称するようになってから1ヶ月になった。病院に行くことにした。午後の診察時間まで公園で座った。レモンティを飲み"道草"を少し読んだ。取りあえず付けたボトルケージがレーシーでいけない、と思った。

人は願望に基づいて世界を解釈する
時間になった。100円駐輪場に自転車を置いた。1000円の細いワイヤー錠で地球ロック。多関節ロックはまだない。
Googleで調べたスポーツドクターのいる内科へ。ドクター本人もトライアスロンをする人だった。
症状、運動歴、今後のレース予定、トレーニングに対するメンタル面でのスタンス、先月の健康診断結果(すこぶる健康、という診断)等を話した。しばらく様子見、症状が悪化するようなら、また検査等の別の方向から、というようなおおむね想像通りの結果だった。いきなり病名がついて薬が何種類も出るような劇的なことが起こらなかった分、かえって信頼できた。スタンスとしてのAll or Nothing的考え方は、やめておきたまえ、と言っていた。今になって思えば、確かに数字に囚われるようになっていた。「追い込む」つもりが「追い詰め」ていた。自分で好んでやっているつもり、楽しいつもりであったがいつのまにか義務感-すなわちストレス-から(無意識では嫌がっていただろう)自らにムチを打つ傾向があった。
ノンアルコール PREMIUM Black
自転車は盗まれていなかった。オートバックスに戻った。20インチ小径車だからハンドルがクイックでジャイロ効果が低く車体が安定しなかった。片手運転やダンシングは難しかった。だが乗っているうちにかなり慣れた。まだSPD靴はない。近いうちに届くだろう。
何となく気分が良かった。高いノンアルコール黒ビールを買って飲んだ。黒ビールの味がした。

にほんブログ村 その他スポーツブログ トライアスロンへ

5.30.2012

他山の石(オーバートレーニング症候群)

ぼくちゃんは大変かわいそうなことに軽度ながら自称オーバートレーニング症候群となってしまった。インターネットをして情報を集めるものの、体験談の類はそれほど豊富でない。
ここで一つ私が自称症例-いちいち自称を付けるのは、医師の診断を受けたわけではないから。死体だってまだ生ぬるければ医師の確認があってから死ぬ-を垂れ流しておきたい…。

まず体力レベルを100で表すとする。

100%-----元気いっぱい
80%------元気 
60%------疲れている 
40%------かなり疲れている 
20%------日常生活に支障。完全な休養をしないともたない
0%-------起きることもできない

通常トライアスロンを、というような人なら40%から80%程度の間で行ったり来たりしているはず。ロングライドにブリック、みたいなことをすればその日は30%位まで体力レベルが落ちるかもしれない。しかし栄養を摂って一晩寝れば40%なり60%の水準までは回復するのが通常である。
この回復が不十分なまま新たに疲労、ストレス、睡眠不足、栄養不足等を重ねていくと、徐々に体力レベルが落ちてゆく。体調はバッテリー残量のように数字で表れないため体感では60%位あるだろうと思っていても実際には45%しかなかったということが起こる。日々のトレーニングを繰り返していくことで30%程度の低い体力レベルが常態化していつの間にかオーバートレーニング症候群が完成する、気がする。


症状1----疲れが取れない
ロングライドにブリックで30%まで減った体力が、翌日になっても30%とか32%とかでリカバリーしない。

症状2----疲れやすい
普通なら40%の体力使用の負荷でも60%とか70%減ってしまう。

症状3----記録低下
タイムが落ちる(またはきつくて以前の負荷がこなせない)。このくらいの体感強度だと、このくらいのタイムのはず、とGarminを見るとそれよりずっと遅い(いつものペースだと心拍が高く出る)。この負荷で泳ぐと50m40秒位か、と時計をみると45秒とか48秒とか。そして量をこなせない。以前は120分イージーLSDだったものが、90分で強い疲労感、続けられずギブアップ。

症状1と2と3の複合
体力レベル残量80%のはずが軽めに少し運動をしただけで20%になり、翌日に20%のまま、翌々日になっても25%までしか回復しない。めまい、耳鳴り、倦怠感など日常生活に支障が出る(気分の悪さは二日酔いに似ている)。起床時心拍も高い。
私の場合はこのくらいの複合症状が出て初めてこれは異常だと気付いた。

他に体重減少、食欲減退、睡眠障害、鬱傾向などもあるらしいが、私はそれらは出ていない。


現状
キロ5程度の軽い運動を1日に1時間はできない、2日3日連続で行うと症状が出る、という感じ。一日おきに軽く1時間ならできる。運動に伴う爽快感(エンドルフィン?)は少ない。
異常に気付いてからおよそ1ヶ月。運動量と負荷を減らして様子を見ているが、悪化も回復は感じない。ひどく疲れやすく、集中力も散漫。



予防法
このような症状が出る前にトレーニング負荷低減、トレーニング量低減、休養、栄養、睡眠、ストレス軽減をすること。

・ローラーはやだけどやらないとだめだからなぁイヤだけどやるか----2時間経過----よし、今日もこなせたぞ!よくやった!達成感!というのも実はストレスかもしれない
そのトレーニングは楽しんでやっているのか、義務感からやっているのか。このあたりで自分自身をだましていると楽しんでやっているつもりが実は強迫的義務で行っておりトレーニング自体が主たるストレス源、みたいなこともある気がする。このあたりの競技へのスタンス、トレーニングへのスタンスを、感情やら目標やら自己イメージやらのバイアス抜きで見直さないと穴に落ちる、気がする。


復帰方法
復帰方法は当然のごとく、休養と栄養。他にストレスの軽減(気晴らし、ストレス源から離脱)も有効か。復帰までの期間は症状が深ければ長く、浅ければ短い、というが良くわからない。


どのように自分を制御するかが重要
にほんブログ村 その他スポーツブログ トライアスロンへ

5.29.2012

気軽な自転車が欲しい

レース機材じゃなくてサイクリング用の自転車が欲しい。今までの自転車生活で一番楽しかったのはBD-1時代。ロードは速いけど「楽しかったか」といえば分からない。
かつややジャスコに行く等の街乗りに加えて、川越の喜多院まで行って帰るだけの走行性能があってスタンドが付いていて駐輪が楽で、駐輪してても盗まれにくい、盗まれても痛くない安価なもので、泥よけが付いている自転車。ハイゼットに乗せやすい重量、大きさだとなおよい。
DAHON Route
折りたたみ自転車大手、DAHONのRouteが全部の条件を満たしているに違いない、悩むこともあるまいと思ってたのだけれども、どうもシートポストが短いよ説がある。カタログ値ではMaxでペダル-サドルが780mmである。実際にまたがってみないと何とも言えないが、数字上はシートポスト長が足りない。それとDAHONは折りたたみ界の王者であるから、泥棒が好んで盗んでいく自転車でもあるらしい。
3042305530723000Nacre
あさひの折りたたみ自転車ナクレ-DAHON OEM説があったり、なかったり-が小さくて2万円でよいかなと店頭でまたがらせてもらったところ、最大にサドルを上げても数センチ低い。許容範囲のような、不満が出そうな。長身の人はまずポジションが出ない。シートポストがあと2,3cm長ければよいのだが…。ママチャリ属性だからこの仕様も当然か…。それにこの価格帯の折りたたみでポジションがどうのこうのと言うことが間違っているのかもしれない…。
304230553072 30D730EC30B730B830E730F3 30C830EC30C330AD30F330B0
まあ、別に折りたためなくてもいいじゃないか、BD-1時代にはほとんど折りたたんだことなんてないんだし。というわけで、折りたたみ以外も視野に。同じくあさひのプレシジョントレッキングというクロスバイク風通勤通学車が2万円だが、ママチャリ然とした外観にピクリとも心が動かず。
304230553072 30B730A730DC30FC30C830EC30C330AD30F330B030A230EB30DF
同じくあさひのシェボートレッキングアルミというクロスバイクが3万円でややスポーティな外観だが、やはりピクリともせず。
2012 Giant Bicycle ROCK
安くてまともな自転車ならGiant一択だろうとサイトを見に行って4万円のMTB風のRockがいいかと思ったが、MTBは非舗装路を走らないなら重くて遅いだけ、という定説があるし、泥よけがついてない(別途、付ければいいのだが)
2012 Giant Bicycle ESCAPE R3
それじゃあGiantのESCAPE R3なら文句ないかといえば、泥よけが付いてないし、そもそもクロスバイクは大きくて気軽さがない。それにESCAPE R3はさばきやすいらしく、かっぱらい野郎のメインターゲットとも聞く。
2012 Giant ESCAPE MINI
よし、それならミニベロだろう。泥よけもスタンドもついているしESCAPE MINIだなと思ったが、5万円と若干高い。本当は泥棒が見向きもしない2万円位がいいのだが…。でも、悪くないぞ…。ゴクリ…。む・・・クランクが160mmか…。小柄な人にも合うようにしているのか…。
Bianchi MINIVELO-7
ふぅむ・・・ミニベロか。BianchiとかGIOSに安いのがありそうだな…。GIOSはちょっとイメージがアレなので除外するとして…ビアンキはどうだろうか。Minivelo7が4万5千円である。2サイズ展開あり、クランクが170mmである。求めていたのはこれか。いや、4万5千円が安いと思っているのは自転車脳だけで実際は泥棒が好みそうな気もするが…どうなのだろう。多関節ロック運用で盗まれたら諦める方式か。

これで決まりか、と思えば「いや、自転車なんていらないだろ。ただの欲しい欲しい病で実際に買っても乗らないのじゃないか」などと…プールに行かず再度あさひに行ったのだが…そこで…。

にほんブログ村 その他スポーツブログ トライアスロンへ

5.28.2012

現状


2日運動をしたらやたらと疲れてしまって5日休む、というような自称オーバートレーニング症候群の日々。

休んでいる間に伊勢神宮や恐山に行く等、気晴らし。

昨日プールに行き、泳いだところ、頭を抱えたくなるような不調。50mでイメージから8秒ほど遅く、ラップ泳だと3,4秒遅い。ラップ泳といっても150mより長い距離を泳げなかった。1本で8秒遅い、というのは衝撃。

今朝通勤ランをした。キロ5弱。暑さを織り込んでも心拍が25ほど高い。ペースが上がらないし、上げる気にもならなかった。おまけに右膝が少し痛くなったので予定量をこなせず中断。

オーバートレーニング症候群は、疲やすい、疲れが抜けない、回復しない、という疲労に関する症状のほかに「記録低下」「集中力の欠如」という症状がある。休養明けだから数字が悪いのかもしれないが、症状がそのまんま出ているのかもしれない。

レースが、とか、ロングが、とか、バラモンキングが、とかそんなことを云々できるフェイズでは全然なくなったので、案外と気は楽。ただ、ヒコーキのチケットとか、エントリー費とか、宿賃とか、チューブラータイヤとか、輸送箱とか、補給食とか、そういう支払い済みの費用を考えると胸が痛い。

にほんブログ村 その他スポーツブログ トライアスロンへ

5.27.2012

超体験 キリストの墓へいってまいりましたよ!

木曜PM 十和田湖~さいたま
恐山巡礼は終わった。あとは事故をしないで帰るだけ。
十和田湖から八戸へ。レンタカーを返して新幹線でさいたまへ。それだけの予定だったが…。
十和田湖からナビの言うままに安全運転。寝不足気味で運転ばかりしていたからかなり疲れていた。この二日で一般道のみで500km以上走った。残すは八戸まで70kmほど。
信号はほとんどなく「悔い改めよ」とか「死後さばきにあう」といったキリスト看板がちょくちょく貼られている相変わらずの田舎道。ただ、下北半島の異様な辺境感はなかった。普通の「ど田舎」だった。自動車運転は苦にならないが、それにしてもやはり疲れていた。時折目にする看板におかしな文字が書いてあるような気がした。
「キリストの墓」とかそんな看板-役所管理のキチンとした青看板-が目に付いた、気がしたが、どう考えても見間違いか、幻覚の類であろう。恐山のメメント・モリ体験が無意識に残っていて「キリストの○」を「墓」に読み間違えたのだろう。

八戸へのルートを淡々と進んだ。何度か「キリストの墓」という看板が出てきた。そんなバカな話があるはずがない。相当疲れているらしい…。いや、インターネットでそんなコラ画像ネタを見たことがあったような、ないような…。
青森2012 キリストの墓
そしてルートを淡々と進んでいると「キリストの墓」に着いてしまった…。何度読んでも「墓」にしか見えない。見間違いではなさそうな…。幻覚だろうか…?ゲシュタルト崩壊であろうか…?

ここは新郷村(昔は戸来といったそうだが)というらしいが、なぜここにイエス様の墓が?

一応見てみようか…。クルマを降りた。

青森2012 え?キリストの墓?
アレ…キリストの墓まで220mって書いてあるぞ…。そんな話があってたまるか…。
青森2012 キリストの墓へ
ずずいと進んでいった。晴れていた。
青森2012 キリストの墓
うーむ…100mと書いてあるぞ…近づいてきた…。本当だろうか…いやいや…。

じゃーん!実は「家須 桐人」さんのお墓でした!笑ってくれたかな?楽しんでくれたかな?よし、それじゃあ話のタネにおみやげ買って行ってね!というようなジョーク施設であろうか…?いや、その手のジョークに冒涜だなんだと本気で怒る人もいると思うが…。

青森2012 キリストの墓 解説
小山を上って開けた場所に着いた。解説看板があるぞ…。ええっと…。アレ…「家須 桐人」さんじゃなかった…大本命「イエス・キリスト」であった。
キリストが磔刑から逃れて来日し、この戸来村で長寿をまっとうしたよ説ですか…。ええっと…はいっ??

頭がクラクラしてきたぞ…いけない…意識が混濁しているのだろうか…。なんだか脳がかゆい…。

いや、やはり意識はハッキリしている…看板の先の塚がイエス様のお墓である…?何ということであろう…これは…人類史を根底から揺るがす一大事である!

まさかの超展開…運転に疲れたどころの話ではない。
青森2012 キリストの墓
塚に上って右手がイエス様のお墓と書いてある…よいしょよいしょ…ええっと…あ、ありました?え?…ありましたよ!
どうも釈然としないが、少なくとも幻覚ではなかった…。イエス・キリストの墓である…。大変な場所に来てしまったぞ…。
万一にも来日説は本当じゃないけれども、万一にも、万一にも、万一にも!イエス様に失礼があってはいけないのでお参り…お参りでいいの?
拍手を打ったり合掌するのはおかしいだろう、多分。胸の前で十字を切って「アーメン」と言った。
青森2012 イスキリの塚
左手にはキリストの身代わりとなって磔刑に果てた弟イスキリの墓…。え?「身代わりになって罪を背負われたお方」ですか??え!?そんな全人類的にエライお方の、ですか…!?
万一にも、万一にも、万一にも!イスキリ様に失礼があってはいけないのでやはり十字を切って「アーメン」と言った。

それにしてもさあ、こりゃあトンデモにもほどがあるだろうよ、もとい…これはとんでもないところに来てしまいました。

青森2012 キリストの里 伝承館
奥に「キリストの里・伝承館」があった。あ、結構立派…。え?入場料取るんですか…200円ですか…。
青森2012 キリストの里
伝承館を見ないわけにはいかない。財布をクルマに取りに戻った。やはり晴れていた。
青森2012 民家復元コーナー
200円を払い、中へ。入口の民家復元コーナー以外は撮影禁止であった。不気味な人形が置いてあった気がしたが、気のせいかもしれない。

伝承館は新郷村民俗展示とキリストの里という二本立て。民俗展示とは言っても機械化される前の普通の農具や昔の民家が復元されている程度で特段何だというわけではなかった。

やはり…ぼくちゃんは…イエス様の…詳細を…知りたい…。
するとビデオ映像で解説するコーナーがあったのでそこへまっしぐらに飛び込んだ。

ビデオ解説コーナーは左右に合わせ鏡がしてある暗室だった…。ボタンを押すとビデオ映像開始。
湧いて出てきた珍説「磔刑から逃れて来日し、この戸来で長寿をまっとうしたよ説」を濃厚に肉付けする映像であった。
戸来(へらい)はヘブライが由来の地名であったか…。この地方に伝わるナニャドヤラ踊りは実はヘブライ語であったか…。
ナレーションのお兄さんは大変ニュートラルで誠実な語り口であった。そして、なにより、合わせ鏡の暗室が大変とてつもない説得力を生みだしていた…。

しばし呆然……

「あぁ…イエス様、来日してたわ。うん、間違いない。八戸港からここに来てたわ。」と思った。
読み間違えとかゲシュタルト崩壊とかそんなチャチなもんじゃあなかった。ここは、まさしくキリストの墓であった。人類史が根底からひっくり返りましたよ。うん。間違いない。それと、解説ビデオ、結構よかったから販売するといいかも。200円くらいで。あ、動画はH.264で。
青森2012 キリスト
何を血迷ったか…あ、いや、大変ありがたいおみやげまで買ってしまった。
青森2012 キリスト祭
もうすぐキリスト祭がおこなわれるらしい。お墓の前でナニャドヤラ踊りするんですね…あ、これは入場無料なんだ。エッ?だ、第49回ッ…!!そんなにやってるの?


八戸への道中で、ぼくちゃんは全く予定外の超体験をいたしました。
===============================
===============================

青森2012 ルクラ返却
八戸着。レンタカー返却。ルクラ(ダイハツ・タント)、いいクルマだった。当たり前だが乗用車としてはハイゼットが大きく見劣りした。
青森2012 新幹線はやて 八戸からさいまたへ
新幹線はやてでさいたまへ。移動疲れだろうか、仙台からさいたままで、かなりだるかった。
青森2012 さいたま!
さいたま着。疲れたが楽しい旅行だった。

さいたま出発〜三途の川
恐山巡礼
キリストの墓-さいたま

にほんブログ村 その他スポーツブログ トライアスロンへ

5.26.2012

恐山へいってまいりましたよ! …霊場恐山…

木曜日 …霊場恐山へ…
深夜、大きな地震で飛び起きた。私はさいたまではなく、むつ市にいたのだった。
朝、自然に目が覚めた。
青森の旅最終日。ゆっくり恐山を見て回り、11時の祈祷コースに申し込み祈ってもらって、ニコニコしてさいたまへ帰る予定だった。
しかし、もし6時半の祈祷にすれば観光に時間を回せるのではないか?
いや待て、ホテルの朝食チケットがあるじゃないか。朝食は7時からだぞ?わざわざ高い朝食付きプランにしたのだから、食べないともったいないじゃないか…など。
青森2012 ホテルニューグリーン
EXIFによれば5:21AM
結局朝食チケットを諦めて朝早くに恐山へ出発。
青森2012
恐山街道を上ってゆく。いたるところにお地蔵さまが設置してあった。宇曽利湖着。
青森2012
硫黄臭。お湯が噴き出しているようで朝日に湯気。
青森2012 釜臥山
晴れていたので釜臥山が見えた。自衛隊レーダーのすぐそばに奥の院があるらしい。通行止につきクルマで行けず残念。登山経験が豊富なら登山道から登ってみても面白かっただろうが…。
青森2012 恐山
そして、いよいよ、長年の目的地、恐山である…。

開門まで少し時間があるので周辺を2kmほどジョグ。GarminはGPSログが残って記念になるのでよい。
青森2012 恐山 入口
6時になった。開門。観光客は私を含めて数組。
青森2012 恐山 入口
入場料500円を払って柵の中へ。恐山菩提寺。いよいよ、である。
青森2012 恐山
恐山は、夢でお告げを聞いてしまったエライ人が苦労の末にお告げ通りの霊山をここで発見し、862年に開いたそうだ。西暦が3ケタになるとありがたみが増す。
青森2012 灯篭
時代を感じる灯篭。7月の恐山大祭だとこのあたりでイタコの口寄せが行われるらしい。最近ではもう、イタコの後継者がほとんどいないとか。
青森2012
山門と地蔵。恐山街道からそうだが、いたるところに地蔵がある。地蔵は、「胎内」というような意味が含まれており、生命を育むような慈悲で、悩み苦しむ者を救うというありがたい存在…。嗚呼…。
青森2012 地蔵
山門の右側にもお地蔵さま。そろそろ祈祷申し込みの時間。
青森2012 廊下
6時半の祈祷申し込み。3000円コース。住所名前目的を書いた。目的はやはり自称オーバートレーニング症候群が治りますように、ということだが、そんなことを書く欄はないので健康云々のところに丸をつけた。「そこの長い廊下の先に地蔵堂があるから、そこへ行き、待っておれ」とお坊さんが言ったので、廊下へ。
青森2012 Adizero mana6
靴を置く。
青森2012 廊下
廊下を進んでゆく。突き当たりのトイレに男根彫刻が数十本飾ってあった。

地蔵堂(本堂)で待機。地元住民(寺従業員?)と思われる年配男性達が津軽弁(?)で話しているのを聞いたが、全く分からない。時折「じしん」とか「むすこ」とか「まご」という単語が聞きとれたほかは完全な外国語。フランス語風に聞こえた。英語の方がよほど理解できる。

祈祷開始。ガンガン鳴らされる鐘とともお坊さんが数名登場。太鼓とチーンの巨大なモノを叩きつつお経読み上げ。宗派の関係か、木魚ポクポクはなし。
途中で「さいたまのイケメン云々成就云々…」と言ってくれて大変満足。3000円払っただけのことはある。終了後、お坊さんがお札をくれた。本尊とさらにその奥にある彫刻を見て行きなさい、と言ってくれたのでそうした。
本尊の延命地蔵菩薩の前で手を合わせ「ぼくちゃんの自称オーバートレーニング症候群がすっかりなおりますように」と祈った…。
青森2012 山門
この旅のメインコンテンツ、祈祷が終わった…。あとは夕方までフリータイム。恐山観光再開。山門。これが一番豪華な建物だった。
青森2012 薬師の湯
山門を抜けると恐山温泉の小屋があった。追加料金なしで入れる。タダであるから入らないことがあってはならない。
青森2012 薬師の湯
硫黄の温泉。温泉はやはりこうでなくては。
青森2012 恐山温泉 薬師の湯
温度は熱め。注意書きに長湯するな、目に入れるな、と書いてあったのを顔をじゃぶじゃぶしてから読んだ。酸性がきついのか硫黄がきついのか。もう、しばらくすね毛を剃ってない。すね毛を剃ってTTバイクにたくさん乗りたい…。

青森2012 恐山
風呂からあがって観光再開。全体が火山帯であるようでガスや水が噴き出している。全域で硫黄臭。時折強い硫黄臭。
青森2012 恐山
本堂前に石が積まれていた。
青森2012 恐山 本堂
さきほど祈祷してもらった本堂。地蔵堂。

青森2012 恐山
本堂周辺から外れると雰囲気が変わる。恐山らしく、大変メメント・モリ。
青森2012 恐山
雰囲気が…。
青森2012
多かった地蔵の数がさらに増える。いろいろなモノが供えてある。さいたまに落ちていればただのゴミだが、ここにあるからには人々の内なる苦しみから置かれたモノに違いない…。
青森2012 恐山 奇景
そして、恐山の奇景である…。硫黄臭がたちこめている…。
青森2012
まずは本堂裏手にある奥の院の方へ上ってゆく。
青森2012 恐山 風車
風車が回っていた。風で鐘がガラガラと音をたてていた。得体のしれない鳥が鳴いていた。それでも静かだった。
青森2012 恐山 釜臥山
背後にある奥の院、本堂、釜臥山(自衛隊レーダーの所)と並んでいる。三者で一体らしい。
青森2012 不動明王
奥の院、不動明王。不動産王ではない。
如来とか菩薩とか地蔵とか釈迦とか仏とか不動明王とか、よく知らない。仏教に疎いのがくやしい。
青森2012 恐山 奇景
再び岩場へ。
青森2012 恐山 奇景
岩場を上ったり下ったり。
青森2012 石積
あちこちに、とにかく石が積まれている…。
青森2012
あちらにも…。
青森2012 恐山
こちらにも。
青森2012 積み石
無数に積まれている。
青森2012 人はみなそれぞれ悲しき過去もちて
なぜ石を積むのか…。そう思った人が歌を詠んだのだろうか?

青森2012 地獄
地獄を思わせる風景…。
青森2012
硫黄。
青森2012 恐山
荒涼とした風景が続く…。
青森2012 恐山
…。
青森2012 無間地獄
いろいろに名付けられた地獄が連続する。
青森2012 恐山 重罪地獄
ここも地獄。
青森2012 恐山 金堀地獄
ここも地獄。
青森2012
死後、地獄をさまよっても、お地蔵さまが救ってくれるのだろうか?
青森2012
道らしきを進んでゆく。
青森2012
あちこちに石が積まれている…。賽の河原…。親より先に死んだ子供が受ける親不幸の報いの苦であるとか…。石を積んでは鬼に崩され、積んでは鬼に崩され…とWikipediaに書いてあった。
青森2012
その子供たちも、最終的には地蔵によって救済される…と、これもWikipediaに書いてあった。
青森2012
恐山には無数に地蔵がある。積まれた石の数だけ、人の苦しみがあるのだろう…。悲しみの数と深さが、お地蔵さまの数に表れているのだろうか…?
青森2012 水子供養御本尊
恐山は霊場である。あちらとこちら…死者との再会を願ってはるばるここに来るのだろうか…?あちらとこちらで分断されてしまった苦しみ、悲しみの場所…。
青森2012 無縁佛
そうして見ると、地蔵にかぶせられた汚い帽子、タオルにも、苦痛から(または地獄をさまよう死者を)救ってくれるお地蔵さまを守るための痛切な思いを感じた、気がした。

青森2012 賽の河原から極楽浜へ
地獄の奇景が徐々に薄れてゆく…。
青森2012 極楽浜へ
さきほどまでの雰囲気が消え、穏やかな景色になってゆく。
青森2012 恐山 極楽浜
極楽浜。
青森2012 極楽浜
白い砂。魂は救われて、極楽に行けるだろうか?

青森2012
地蔵。
青森2012
8時半 まだ観光客は少ない
小山に登った。恐山巡礼も終わりに近くなった。
青森2012
一般的な順路からやや外れたところに別の小山がありそこにも。
青森2012 恐山
全体。
青森2012 積石
一周した。順路の外れで「ぼくちゃんの自称オーバートレーニング症候群が治りますように…また200mサークルできますように…また自転車に乗れますように…またブリックできますように…」と念じながら、石を積んだ。



青森2012 恐山山門
次にいつ来れるか分からない。もう現世では来れないかもしれない。次に来るのは、死後かもしれない。見納め。
青森2012 恐山
見納め。
青森2012 恐山
見納め。
青森2012 恐山 本堂
見納め。
青森2012 冷抜の湯
冷抜の湯
入り納め。
青森2012 冷抜の湯
入り納め。
青森2012 恐山冷水
恐山を出て、街道へ。恐山冷水で規定量の三杯水を飲み、巡礼は終了した。


============================================
============================================
夕方に八戸に帰りレンタカーを返して新幹線に乗る。八戸への移動を除いて数時間余裕がある。
下北半島を南下。六ヶ所村のエネルギーなんとか館でプルトニウムの勉強をするか、十和田湖に行くか悩みつつドライブ。
青森2012 十和田湖
まだ何も食べていなかった。空腹。MAEDAという青森民愛用だろうスーパーに入りパン店でパンを三つと紅茶を買った。普段食べないアップルパイ、普段食べないチョココロネを買った。どこか景色の良いところで食べようとドライブ。六ヶ所村じゃなく、十和田湖畔で食べることにした。
恐山から十和田湖まで、ものすごく遠く感じた。130km以上あった。十和田湖に着き、パンを食べた。クルマの運転は慎重だった。勢いよく追い抜いていくクルマもあったが、気にしなかった。追い抜かれるたびに、TTバイクのことを思い出した。自転車なら速く走りたい、クルマならゆっくり走りたい、そう思った。TTバイクにめいっぱい乗りたい、そう思った。
今回の恐山巡礼の旅は満足だった。楽しかった。自転車に乗れないことがちらちらと頭に浮かんで悲しいけれど。
ナビを八戸にセットして安全運転で帰るだけ。帰ろう。

これで終わり…ではなかった…次回に続く…

さいたま出発〜三途の川
恐山巡礼
キリストの墓-さいたま


にほんブログ村 その他スポーツブログ トライアスロンへ