1.20.2012

シベ超2

雪
雪。寒い。リカバリー。


シベ超2
昨晩、シベリア超特急2を見た。
結論からいうと「シベ超2を買った、見た、所持している、という3点セットの事実を消し去りたい」ということ(シベ超1については既に手元にないため3点攻めではない)
そして映画は「真相は三つの逆転のあと判明しますが決して人に話さないで下さい」という画面で始まるが「そんなこと恥ずかしくて人に言えるわけないだろう!」ということであった。

マイク・水野によればシベ超2はサスペンスであり、反戦であり、若者に夢と希望をもつことの素晴らしさを伝えたい云々という映画。もちろんシベ超であるから、これらの点は美しいまでに総滑り全外しである。
映画の核心的メッセージであろう「戦争なんかに 日本の夢はない 夢をもてよー ほんものの 夢をなー」というセリフが唐突に、棒読みで出てくる。もちろん脈絡がなく全く心に響かない、というかちょっと何を言ってるのか分からない。一体何の話をしてるの?フィルムの順番を間違えてつなげたのかな?と思わせる出来。このあたりの台無し感がギャグ映画「シベ超」としての地位を築いたといえよう。
山下閣下 登場
映画は11分にわたるデ・パルマ風の長回しによる登場人物紹介で始まる。最後にマイク・水野演じる山下閣下が登場しそれまでの長回しすべてをぶち壊し、残り100分すべてのぶち壊しを予感させる棒読みの超演技…。おまけにどう好意的に聞いてもセリフに詰まっている…。NGだろ…。もちろんシベ超であるからこのぶち壊しの予感は正しい、というかこのぶち壊し感こそがシベ超として正しいというか…。
また、映画評論家らしく往年の名画へのオマージュもちりばめられている…というと聞こえがよいのだが、意味もなくオマージュシーンが挿入されて取って付けた感がすごいというか…。何の必然性もない階段落ちシーン…。そしてそのアクション映像のしょぼいこと…。映画製作の惨劇とも言える映像が流れ続ける…。
シベ超2 箱
映画の基本構造は、長門裕之が殺されてマイク・水野による超推理が行われる、というシンプルなもの(俳優陣は非常に豪華。「えっ!あの水野晴郎先生からの仕事ですか!是非!」ということで二つ返事だったのだろう…)。DVDの箱には「史上最大の裏切り」とか「スーパー・どんでん返し」とか「鉄のアリバイ」などと書いてあるが、もちろんシベ超であるからこれらの文字列はノイズと考えて差し支えない。
従って犯人は誰だろう?とかトリックは?とかアリバイは崩れるのか?とか動機は?など、全く興味がわかない。どうでもよい。マイク・水野による超推理で明らかになる真相とか、大どんでんがえし、とか、どうでもよい。犯人は○○ですか、ああ、そうですか。ただただ、3点セットの事実を消し去りたい、という思いが募って仕方がない107分であった。
(DVDにはマイク・水野とその弟子によるコメンタリーが付いている。マイク・水野は自画自賛し、弟子が突っ込みつつもヨイショするという絶妙の味付けでおもしろい、はず(シベ超1ではそうだった。精神的ダメージが回復したらコメンタリーでもう一度見る予定)


にほんブログ村 その他スポーツブログ トライアスロンへ

0 件のコメント:

コメントを投稿